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盂蘭盆会【大阪四天王寺】仏法日本最初のお寺でお盆の先祖供養と千日参り〜救世観音様の功徳日に参拝

盂蘭盆会【大阪四天王寺】仏法日本最初のお寺でお盆の先祖供養と千日参り〜救世観音様の功徳日に参拝

女神の聖地巡礼シリーズ
盂蘭盆会【大阪四天王寺】仏法日本最初のお寺でお盆の先祖供養と千日参り〜そして救世観音様の功徳日に参拝できました

こんにちは。【女神の遺伝子コード開花】マリアレイ(R)です。

いよいよ、オリンピックが閉会して、甲子園が始まり、非常事態宣言下でのお盆移動しないでね〜という、なかなかに大変な夏本番ですね。

そんな中、久しぶりに、私の家では伝統的な先祖供養に参拝しましたので、ブログ記事に書いてみようと思います。

昨夜のYouTubeライブでも、お話ししたのですが、参拝しながら、四天王寺さんでのお盆の先祖供養の仕方がわからなくて、どうしたらいいのか?と、質問されている方をお見かけしました。




我が家の戦前からの四天王寺さんでのお盆の先祖供養をお話ししてみようと思います。

まずは、こちらが、四天王寺さんの西門です。

明治時代までは、神仏混合だった名残が感じられます。

初心者の方は、この西門からアプローチされるとわかりやすいと思います。

鳥居が建っているのは、この西門だけです。

8月9日から15日までは「盂蘭盆会」です。
鳥居にも、しっかり「盂蘭盆会」の看板が提示されています。
 
 
「大日本仏法最初四天王寺」という石碑が建っています。
 
聖徳太子を祀っています。
 
ここは、大阪市内の中でも、夕陽丘と呼ばれ、大阪市が、まだ、大阪平野になる前には、この場所は、半島として、大阪湾に突き出していました。かつては、この付近を河内と呼び習わして、まさに、川の中にあったわけです。やがて、この半島の周りに、大阪の北を流れる淀川と、南を流れる大和川が運ぶ土砂で、大阪平野が形成されると、この場所は、上町台地として、少し、高台のようになって、その立地を活かして、豊臣秀吉が、上町台地に城を建設し、天下有数の難攻不落と言われていました。そのずっとずっと昔々の時代には、大阪の中で、陸地の一番西の端っこでした。岬から望む夕陽は美しく、西方の極楽浄土を想像させたことでしょう。夕陽が美しい上町台地の端っこの岬部分に、聖徳太子のお寺が建立されたのでした。(これは、私が、小学校の時に社会科で習った内容なので、だいたい、大阪の史実にあっていると思います。)
 
今では、見渡す限りのビルとマンション群の中にあります。たくさんの伽藍で構成されています。
 
 
まずは、西門の大鳥居をくぐりましょう。
そして、直進していきます。この通りですね。
盂蘭盆会なので、たくさんの屋台が出ていました。
日頃は、屋台がないので、ガラーンとして、広々としています。
 
 
さてさて、近づいてきました。
この門が大事なんです。
こちら、もし良かったら、参拝の際には、必ず、くぐってください。

 

西の大鳥居をくぐって、ひたすら、まっすぐ、直進していくと、この門になります。

さすがに盂蘭盆会なので、たくさんの盆灯籠が風にたなびいてザワザワ音を立てていました。なんか、手書きなので、可愛いです。私も奉納したくなりました。(^^)

 

この門をくぐる時に、子供の頃、わたしの弟たちが、グルングルン回しすぎて叱られた思い出が、これです。今は、コロナ対策で、使用禁止になっていました。(そりゃそうですね。不特定多数が、手で触れます。)ただ、回すだけで、お経を唱えたと同じという、ありがたいものなのですが、本来ならば、参拝の行きも帰りも、こちらをグルグルっと回転させてみましょう。(来年は、回せるかなぁ。。。)

この西の門をくぐりますと、目の前に、会場が広がっています。

こちらで、経木(きょうぎ)も、一緒に、書いていただくことができます。

手前側で、経木を書いていただきます。
 
そして、奥側が、ロウソクですね。
 
今年は、コロナなので、自分では火を灯せません。
 
私も、ロウソクも一緒にお申し込みしてまいりました。
 
 
私は、先祖代々の経木を、毎回通り、自分で書きました。
 
私が、購入した経木(1枚20円)と、私の持参した過去帳です。
 
 
経木に並んでいる参拝者の方が、ほとんどみなさん、持参されていたのは、こちらの緑色の過去帳です。
 
 
髪の蛇腹になっていて、表裏、合計で、16のお名前を記載できる優れものでした。
 
 
 
これを持って、お盆の度に、参拝されて、先祖供養をされる方が、並んでいらっしゃいました。
 
私も、過去帳はあるのですが、係りの方から、いただいてきました。
 
無料で、配布されていました。
 
法名がわからない場合は、俗名でも大丈夫なので、亡くなった方を偲んで、供養をしたいとされます方は、こちらで経木を書いて(もしくは、自分で書いて)いただけます。
 
 
経木を書き終わった私は、いざ、五重塔を目指して、進みます。(シンボルとして、わかりやすいですね。)
 
 
そして、先祖供養の経木が20枚以上だったので、回向料が5,000円でした。
 
 
最後に、金堂へ進んで、回向していただくことができました。
 
ありがとうございました。
 
この時に、いただきましたのが、お線香と落雁(らくがん)です。
 
*散華は、千日供養のお札と一緒にいただいたものを、一緒に、撮影しています。
 
 
金堂での先祖供養を済ませた私は、次に、「千日まいり」もいたしました。
 
この日に参拝いたしますと、1,000日参拝したのと同じということでございます。
 
コロナ退散、無病息災を祈りました。
 
 
ひとりひとりの願いに経をあげてくださって、お札をくださいます。
 
 
蓮の花の形を模した散華もいただきました。
 
 
さて、ここでのお守りを購入しました。
 
ご本尊は、救世観音さまです。
 
四天王寺は、大工さんたちの信仰も深いので、私の前に並んで見えた方は、工務店さんの制服のまま、なんと、30枚を購入されていました。
 
この日は、観音菩薩様の功徳日なので、この日に参拝して、お仲間にもお守りを分けてお渡しになるという、なんとも、功徳のある方をお見かけすることができて、素晴らしい思い出となりました、
 
 
ここを出て、南の門の前を通って、西門へと戻ることにしました。
 
 
若い女性の参拝者が、熱心に、記念写真を撮っていました。
 
よく見ますと、仁王様が立派でございます。
 
私は、昨年末に、己書の師範になって以来、今までは、ただ、ありがたいと思って参拝していた仏像を、もしかしたら、これは、書けるだろうか?とか、そのディテールを、ジーッと拝見してしまいます。
 
この後、不動明王の美しい絵の前でも、ジーッと、ため息まじりに、見ておりました。
 
 
西門までグルっと戻って、ご朱印をいただきました。
 
この中は、クーラーが効いていて、生き返りました。
 
ありがとうござました。
 
 
そもそもは、ご朱印は、納経して、納経の証としていtだきますので、こちらは「納経所」となっております。
 
たくさんの納経が収められていました。
 
そんな中、実は、はじての四天王寺さんでのご朱印にチャレンジしました。
 
今まで、四天王寺さんへの参拝は、そういえば、ご朱印をいただいたことはありませんでした。
 
さてさて、この2冊をいただきました。
 
まずは、西国三十三観音霊場の番外に「四天王寺」があるのです。
 
これを機に、観音様を巡ってみようと思います。
 
 
そして、四天王寺さんの深緑色のご朱印帳もいただきました。
 
こちら、さずがに、四天王寺さんは、日本仏法最初のお寺ということで、なんと、ご朱印が24ございます。
 
そのすべてを収めますと、この深緑色のご朱印帳が満杯になります。
 
 
こちら、全部、書いてくださいました。
 
 
そして、もちろん、西国観音霊場番外の四天王寺のご朱印もいただきました。
 
 
さらに、今日は。薬師如来様の金色の薬壷もいただきました。
 
 
最後に、西国三十三観音様のガイドブックもゲットできました。
 
遠くの霊場もたくさん書いてございます。
 
ゆっくり、マイペースで、観音様へ巡礼させていただこうと思います。
 
お近くの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご一緒くださいませ。
 
楽しみだなぁ。ウインク音譜ラブラブ乙女のトキメキ
 
 
今年は、100年毎に繰り返し行われてきた聖徳太子様の生誕を祝う大法会の年なのだそうです。
 
ご生誕から、100年ごとにお祝いを重ねて、なんと、1400年なんだそうです。
 
 
たくさんの祝賀の法要が計画されています、
 
 
 
 
あ〜楽しかった?!
 
最後に、祖母と、いつも、最後に覗き込んだ、思い出の亀の池にも立ち寄ってみました。
 
 
冬には冬眠している亀さんたちなのですが、とっても、元気に、スイスイっと仲良く泳いでいました。
 

 

祖母は、こっそり、亀のエサに、麩を着物の袖に忍ばせていて、私は、亀の池の亀さんめがけて、小さな手で、麩を投げるのですが、多分、どれも、亀さんには、届かなかったような。。。今は、多分ですが、勝手に、餌をあげたらいけないんだと思います。昭和のおおらかな時代の参拝を懐かしみながら、祖先を偲びました。

みなさま、佳いお盆をお過ごしください。

地下鉄谷町線のホームにも、大きなライトサインがありました。

友人がFacebookに書いていたのですが、8月10日が、観音様の超福徳日で、「4万6千日大功徳日」と呼び習わすそうです。

マジですか?!

私、己書で描く三十三観音様を満願したことから、ますます、観音様とのご縁が繋がったのかもしれません。

4万6千日とは、もう、生涯全部というくらいに長いという意味でしょうか?

単純計算で、126年と少しになります。

この1日の参拝で、100歳時代を完全にカバーできますね?!

大切な日に四天王寺さんを参拝できて幸せです。

救世観音様の功徳をいただいて、今この地上のコロナが収束してまいりますように、心からお祈りします。

そして、台風の風雨の被害も大きく広がっているお盆です。

みなさまがご無事でありますように。

いつか、四天王寺さんへ参拝したいと思ってらっしゃる方へのガイドとなりましたら幸いです。

ご先祖様からのお見守りに感謝申しあげます。

ありがとうございます。

 

このブログ記事をお盆にYouTubeライブで色々とお盆のことやた家族の歴史などもお話ししました。





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