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新元号『令和』と奈良の萬葉植物園での思い出

こんにちは。【女神のインスピコーチ】マリアレイ(R)です。
今日は、新元号の発表がありましたね。
朝から、母と、テレビを、楽しみながら見ていました。
母も、私も、昭和、平成、令和をいきていくことになります。
ちょっと、感慨深いものがあります。
明治生まれの祖母は、明治、大正、昭和を生きていて、すごいなと思っていたんです。
まさか、自分も、3つをまたがって生きるなんて、想定外だったので、母と、一緒に、不思議な感覚で、テレビを見ていました。
新元号は、『令和』(れいわ)(英語表記:REIWA)に決定です。

NHKさんのフリップが、私には、わかりやすかったので、こちらへ引用させていただきました。

以下は、NHKさんのHPより、引用させていただきます。
↓ ↓ ↓
「万葉集」は7世紀から8世紀後半ごろにかけて編さんされたとみられる、現存する日本最古の歌集です。
合わせて20巻からなり、天皇や貴族、防人や農民まで各地の幅広い立場の人たちが詠んだ、およそ4500首がおさめられています。
当時はまだ、ひらがなやカタカナがなかったため、日本語の音を漢字で表記する「万葉仮名」が用いられています。
日本文学史上、極めて高い価値がある和歌集として長く尊重されてきました。

引用されている序文

新しい元号の「令和(れいわ)」の漢字2文字は万葉集の第5巻の中に歌われている梅の花を歌った32首の序文に使われています。
引用されている序文は「初春の令月(れいげつ)にして気淑く(きよ)風和ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披き(ひら)、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」です。この中に、「令」と「和」の2文字が使われています。

(以上が引用部分です。出典:NHKニュース)

桜の季節に、『梅』なんだ〜っと、ちょっとした違和感がありましたが、平成の時も、新鮮すぎて、慣れない感覚があったことを思い出します。

時が経てば、すっかり、馴染んでいくのだと思います。

私は、奈良女大学の学生だった時代に、大学から、良く、散歩に出かけていました。

奈良の春日大社の神域に、『萬葉植物園』があります。

ここは、万葉集に歌われている植物を集めた植物園です。

大学の授業で、万葉集に歌われている植物を集めた場所は、きっと、日本でも、ここだけだから、一度、見学して、万葉の時代に思いをはせてください。と、言われ、早速、ひとりで、行って見ました。

実は、本当に、行って見たのは、私だけだったようで、次の授業の時に、先生から、『毎年、萬葉植物園のことを話していますが、本当に、行ってきた人は、かなり、珍しいです。偉い!』と、褒められ、すっかり、恐縮した記憶があります。

その後、同じクラスを受けていた人たちが、続々と、萬葉植物園を見学したことは言うまでもありません。

だって、萬葉植物園に行っただけで、褒められるわけですので、それは、ぜひとも、行っておかなくてはならない気持ちになったようでした。

学生の心理というのは、不思議なものですね。

学生を褒めて育てる時代ではなかったので、授業で、褒められるって、あんまりない時代だったのかもしれません。

それは、さておき、私が行った時、萬葉植物園は、森閑(しんかん)としていました。

物音ひとつ、鳥のさえずりひとつない、静かな世界でした。

真夏だったので、奈良の真昼の太陽が、容赦無く、照りつけてきて、日陰のない植物園で、私も、植物たちも、日照りに負けそうになりながら、乾いた土の上に、ポツポツと植えられた植物と、その万葉の歌を読みながら、帽子も日傘も、況してや、サングラスもない私は、1時間ほどで、根を挙げて、退散したのでした。

熱かった記憶と、植物たちが、あまりにも、干上がっていたので、庭に水を撒きたい気持ちがしたことを覚えています。

そう、万葉の時代から、奈良の夏は、厳しい暑さなのです。

万葉人も、その暑い夏を、過ごしていたわけなんですね。

もし、奈良にいらっしゃることがございましたら、萬葉植物園のHPは、こちらです。

萬葉植物園

萬葉植物園の場所は、春日大社への表参道を進んで、『ささやきの小道』の手前なんですが、そもそも、『ささやきの小道』が、どれなのかは、小さな標識なので、わからない方が多いようです。

この『ささやきの小径』を抜けた向こう側に、志賀直哉の旧居があります。
この辺りは、高畑という地名なのですが、この志賀直哉の旧居は、学生時代、何回も伺って、その佇まいを愛でていました。
会社員になってから、その志賀直哉邸の土塀を、水墨画で描かれていて、ひと目見て、『あっ、あの角だ!』とわかりました。
これが、どこか、あなたは、お分かりになるのですか?
と、作家さんが驚かれ、その作品を、私に譲ってくださいました。
私が、恐縮すると、『この作品は、あなたのためのものだと思います。ぜひ、大事になさってください。』と、おっしゃって、私は、その作品を、ずっと、書斎の、いつも、良く見える場所に掛けていました。
お引越しで、梱包して、ここへ持ってきましたが、まだ、梱包をほどいていないままになっています。
先ほどの万葉集の授業の先生が、その授業の最後に、古事記をうたってくださった。

倭(やまと)は 

国(くに)のまほろば 

畳(たた)なづく 

青垣(あをがき) 

山隠(やまごも)れる 

倭(やまと)し美(うるは)し

とおっしゃった。
現代文的にいうと

「大和は国のなかでももっともよいところだ。
 重なりあった青い垣根の山、その中にこもっている大和は、美しい」

その美しい大和で万葉集が編まれて、今も、万葉集に歌われた植物を育てている場所があり、そこには、万葉集の歌が、(私の学生時代よりも、ちゃんと?!)掲げられている。
ちなみに、萬葉植物園には、梅の木も、ちゃんと、あります。
梅の花が咲く頃に、再訪してみようと思います。

いよいよ、平成の最後の1ヶ月になりました。
4月は、私の誕生月なので、毎年、特別な思い入れがあるのです。
今年は、人生の中でも、すっごく、思い入れがある4月になりそうです。

お仕事的には、お誕生日記念の女神セミナーを計画しています。

来月から始まる新しい『令和』が、平和で愛に満ちていきますように!

安倍首相は、令和のお話の中で
『1億、総活躍社会』とおっしゃっていました。

人生100歳時代だから、確かに、いくつになっても
どんどん、自分の得意を生かして、生涯現役で
活躍していく社会を生きているんですよね?!!

よっし、頑張ろう!

なんか、ワクワクしてきちゃう。

牡羊座って、こういうことに
ファイトが湧いちゃうんですよ。

アグレッシブ(情熱的)な人生です。

 

いつも読んでくださって
ありがとうございます  
 

 

あなたに愛と平和を
わたしに愛と平和を
マリアレイ


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