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9.52016
オワフ島~クカニロコバースストーンズ~
こんばんは。
マリアレイです。
ハワイへの旅は、わたしの新しい人生への始まりの旅でした。
生まれ変わる~と、申しましょうか、もう一度、新しく生まれる「Re Birth」(リ・バース)の旅でした。
そこで、近年、有名になっております「バースストーン」へおまいりしました。
ハイウェイのすぐのところに、小さな駐車スペースがございました。
その前には、こんな感じです。
大きな石の結界があり、この看板が、入口に立っています。
マリアは、ここで、入ってもいいかどうか、許可をいただくお祈りをしました。
そして、許可をいただいたことに感謝して、土地の神様、風の神様、太陽の神様、「POHAKU(ポハク)」にも感謝を申し上げました。
お祈りの後、静かに、この赤土の道を、ずっと、奥の方向へ、歩いてまいります。
大空には、見渡す限り、青い空と、白い雲が輝いていました。
誰もいません。
静かです。
素晴らしく、静かで穏やかでした。
右側に見えている高い樹は、バースストーンたちを守護していました。
この大きな「POHAKU(ポハク)」にも、ご挨拶をしました。
ここから先は、なんとなく、空気感が違っていました。
聖地であることは、「MANA(マナ)」の静かな流れで感じられます。
ここには、静かな祈りが流れていました。
結界となっている「TI(ティ)」にもご挨拶をしました。
そして、受け入れてくださったことを感じて、足を踏み入れました。
マリアは、ここで、静かに、お祈りをしながら、木立の周りを、歩く瞑想をしながら、祝福を感じました。
ゆっくり、一周した後、レムリアの女神たちに、ここに来れたことへの感謝を捧げました。
そして、「POHAKU(ポハク)」の中に、足を踏み入れ、そっと、「POHAKU(ポハク)」の間を、祈りながら歩くと、ひとつの「POHAKU(ポハク)」の前で、足がとまりました。
その「POHAKU(ポハク)」に、「LEI(レイ)」を置きました。
本当は、お供え物をするときには、カフナと一緒にまいりまして、カフナのお祈りと許可が必要です。
「LEI(レイ)」に、ここに、あなたをお供えしてもいいかどうかを聞き、そして、大地と「POHAKU(ポハク)」にも、許可を求めて、マリアの、「Re Birth」の「LEI(レイ)」をお供えしました。
マリアは、もう一度、お祈りをしながら、歩く瞑想をしばらく続けました。
そして、樹々の木陰で、爽やかな風が吹きわたって行く場所で立ち止まりました。
そこからは、バースストーンが、良く見渡せる場所でした。
マリアは、そこで、歌を歌いました。
ハワイへ出発する日に、大学時代の大切な先輩の訃報がありました。
出発時刻ギリギリまで、遠く離れた同期全員へ手紙を書き、空港へ向かうタクシーの中で、弔電を打ち、祈りながら、飛行機に乗り込んだのです。
わたしたちは、大学時代、合唱部でした。
その先輩は、指揮者でらっしゃって、わたしに、「月と良寛」という合唱曲の、ソロを歌わせてくださいました。
暮れなずむ校舎の窓辺で、その美しい先輩は、わたしに、こうおしゃったのでした。
「あのね、マリアさん。
マリアさんって、ほんとに、穏やかで、素晴らしい音質でしょ。
わたしね、マリアさんのそばにいると、すっごく、癒されるの。
あのね、楽譜屋さんで、この楽譜を見つけたの。
もうね、これは、マリアさんのための楽曲だなって、すぐに、わかったの。
だって、マリアさん、良寛さんみたいなんだもん。」
っと。。。。。先輩~マリア、まだ、二十歳でございまするよ。
なんで、良寛さん???って、当惑いたしましたデス。。。
それに、混声合唱では、その良寛さんは、テノール(男性)の方のソロでございまする。
どういたしましょ。。。
どういたしましょ。。。
もう、ほんとに、どういたしましょ。。。。
っと、その先輩の美しい横顔に、見惚れつつ、楽譜をくださったことを、まるで、昨日のことのように鮮明に思い出しました。
気が付くと、わたしは、大学の校歌を斉唱し、その先輩との思い出の曲を斉唱していました。
赤い鳥の「翼をください」という曲をご存じでらっしゃいますでしょうか?
先輩は、アレンジのご才能があられました。
自分のアレンジで、女性3部合唱をお作りになって、それを、みんなで歌いました。
バースストーンの木陰で、「翼をください」を歌いながら、わたしには、その歌が、わたしの人生のこれからを象徴しているかのように感じられました。
まさに、わたしは、これから、レムリアの女神たちに抱かれて、天使たちと一緒に、わたし自身の内なる女神とともに、愛と光に満ちて、希望の翼をはためかせて、この大空に飛んで行こうとしています。
子供の頃に夢見たとおりの自由飛翔をしていこうとしています。
バースストーンたちが、静かな聴衆として聴き入ってくれていました。
ここでの時間は、わたしにとって、忘れられないものとなりました。
先輩の死を受け入れて、そして、わたしの新たな誕生を思う時間が、静かに、静かに、音も立てずに過ぎて行きました。
こころから、感謝して、レムリアの女神たちに祝福と感謝を祈り、この大地と「POHAKU(ポハク)」に感謝しました。
どこまでも、平和な時間でした。
そして、静かに「MANA(マナ)」が流れていました。
こうして、わたしのハワイでの瞑想と祈りは始まっていきました。
あなたに愛と平和を
わたしに愛と平和を
Malialei ALOHA~MAHALO