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己書天海晴明マリアレイ道場【幸座】ご案内

己書天海晴明マリアレイ道場【幸座】ご案内

こんにちは。【女神の遺伝子コード開花】マリアレイ(R)です。

私が初めて己書に出会ったのは、ご近所のハワイアンカフェでした。

2019年の4月にカフェでのレッスンを始めて、2020年の11月に師範試験を受けて、12月に師範になりました。

私は、ハワイが大好きで、ハワイのヒーリングを教えています。なので、ハワイアンカフェを見つけると、ついつい、お茶してしまいます。そんな日常の中で、ご近所散歩の途中で立ち寄るハワイアンカフェがありました。時々、散歩途中で休憩します。

ある日、可愛い絵手紙が飾ってありました。

『あら、可愛いな。こんな風に描ける人って羨ましいな。』と思ったのでした。

 

 

私は、小さい頃から、自分が絵が下手くそだという自覚があり、絵を描くことにコンプレックスがありました。でも、なぜか、描くことは好きで、小さい頃から塗り絵は大好きでした。160色の色鉛筆、水彩の色鉛筆、36色揃えたカラーペン、クレヨン、パステル、水彩絵の具、カラーの色筆ペンなどなど、文房具が大好きすぎて、絵が描けないというコンプレックスの裏で、画材を見るとコレクションしてしまうという不思議な私なのでした。

また、ある日、散歩の途中で、あのハワイアンカフェに立ち寄ってみました。すると、可愛い絵手紙が増えていました。入口の棚には、可愛い絵手紙の作品ファイルが置いてあって『自由にご覧ください』と書いてあります。『見せていただいてもいいですか?』と聞くと、カフェオーナーは『はい、可愛いですよね。自由に見てくださいね。』とおっしゃってくださったので、その葉書ファイルに収まっている作品集を見ていくと、なんだか、ワクワクしました。

また、次のお散歩の時に、そのカフェに立ち寄ってみると、今度は、葉書の作品がもっとたくさんファイリングされていて、販売できます。と書いてありました。さらには、その可愛い絵と文字で、メニュー看板が張り出されていて、そこに、『あなたも描いてみませんか?』とカフェでのレッスンがあることがお知らせされていました。

その可愛い手書きの絵葉書が、実は、『己書』だったんです。

でも、私には、絵が苦手。という根深い意識がありました。なので、習ってみようとは、最初は、思わなかったんです。でも、なんだか、気になる。時々、散歩の途中でカフェにいくと、どんどん、己書の作品が増えていっていて、見ていると、すごく、楽しい気持ちになりました。

ある時、偶然、己書のカフェ幸座の時間にカフェにいく機会がありました。みなさん、楽しそうに、黙々と、集中して描いてらっしゃいました。『いいな。描ける人って、楽しそうだなぁ。私も、もし、あんな風に描けたら、きっと、素敵だと思うなぁ。でも、きっと、無理だな。絵は苦手なんだもん。』(心の中で、私の絵が苦手コンプレックスがイジケテいた感じだったんですね。)

でも、なぜか、あきらめられない気持ちがあって、カフェのマスターに聞いてみました。
『これ(己書幸座)って、誰でも受けれますか?』
ということで紹介してもらったら、その場で、すぐに、
『あ、じゃ、書いてみますか?』『どうぞ、どうぞ、えっと、マグです。』
というご挨拶で、初めて、あの可愛い絵葉書を書いた師範につながりました。

 

 

席に着くと、白いA4サイズのコピー用紙と筆ペンを貸してもらって、まず、筆ペンは、こんな風にも、こんな風にも。。。っと、筆をムギュムキュっと回して、グルグル描いて、マルマル描いて、ズバッと描いて、(かっこいい!)そして、いよいよ、ハガキを前に、ありがとうって描いた時、ワクワクしました。なんだか、上手に見えたからなんです。(笑)

のんびり、散歩の途中で、カフェに立ち寄って、90分間、なんとなく、楽しく描いていました。そんな中で、2019年末に、私の弟が58歳で、突然、他界しました。私は、昭和4年生まれの母と一緒に暮らしています。弟の訃報を知らせると、母は、ひとこと『後先が違うのはいかん』と、しっかりした口調でいうと、黙ってしまいました。90歳になって頼りにしていた長男を失うことが、いかほどのことなのか、それは、私たち家族にとって、言葉になりません。

年が明けて、2020年は、コロナ禍にあって、私はハワイへの出張や、対面でのセッション、レッスン、講座のすべてができなくなってしまいました。

どんな時にも、道はある。そう信じて、リモートやYouTube、動画講座など、どんどん、忙しくしていきながら、夏になって、弟の初盆が巡ってきた頃のことでした。いつものカフェで、己書の幸座の時に、マグちゃん先生が『三十三観音』というお題を持ってきてくれました。

私は、最初にもお話ししました通り、なにせ、絵が苦手です。苦手すぎて、情けないくらいで、それにひき比べ、2019年に逝ってしまった弟は、小さな頃から絵が得意でした。父が喜んで、近くの画家さんのアトリエに、毎週土曜日に絵のレッスンに通わせて、作品発表会のたびに、目を細めて喜んでいたことを思い出します。

『三十三観音』のお題を眺めていたら、いろんなことを思い出し、いろんな気持ちが湧き上がってきました。私は、ずっと、何かをこらえて、我慢して、猛烈に忙しくすることで、本当の自分の気持ちをごまかしていたのかもしれません。

私は、マグちゃん先生が描いた『三十三観音』のお題に、そっと、心の中で、聞いてみました。私に、描けるでしょうか。すると、その時、なんと、マグちゃん先生が『大丈夫、マリアさんは、描ける。マリアさんなら、大丈夫。絵が苦手だなんて、全然、思わないよ。ちゃんと、描けます。もし、描きたいと思う気持ちがあったら、気持ちのままに描くのが、己書だから、大丈夫。』っと、言ったくれたのです。

そして、本当に、大丈夫でした。なんと、最初の2体の観音様を仕上げることができました。その時の達成感は、半端ないものでした。ありがとう!って心の中に感謝が湧き上がってきました。

「そうだ、三十三観音様』を満願まで描いていこう。」

マグちゃん先生に連れて行ってもらったケンちゃん先生の1日幸座で11体の『三十三観音様』を描き上げた時、ケンちゃん先生にも、マグちゃん先生にも、すごい〜っと、ため息まじりに褒めてもらって、すっかり、私のスイッチはオンになりました。

弟の急逝やコロナ禍で、自分でも気づかないところで、しょんぼりしていた気持ちが、しっかり、明るい方向に向き直った感覚がわかりました。

 

己書は不思議の書です。

ただ、描くだけで、自分が整います。

自分で自分が癒されて、しっかりとグランディングしセンタリングして、ニコニコと心が笑っています。その変化は、心が開花すると言ってもいいくらいです。静かな晴れの日の穏やかな気持ち良い早朝のような感覚に整います。

私は、猛烈に、そして、熱心に『三十三観音様』に取り組み、その秋が終わる頃に、満願することができました。

しっかりした心に整って、師範として、この整う感覚をお伝えしたいと思っています。

そう、とても、簡単です。

ただ、お題に向かって、描くだけでなんです。

整って、達成感があって、ヤッタァ!っという気持ち良い感覚や、ありがたい!という感謝が溢れてきます。

私にとって、己書は不思議な魔法の書なのだと思います。

・誰にでも描けて、老若男女が楽しい。

・ワイワイ、楽しい。

・褒めあって、拍手して、また、来たくなる。

・手書きの作品をもらった人も、すっごく、喜ぶ。

嬉しい、楽しい、喜びが、この世の中に循環していきます。
己書で、小さなしあわせと感謝を世の中に回していきましょう。ありがとうございます。


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