ブログ
7.52017
あなたの人生に悔いはありませんか?
こんにちは、マリアレイです。
今日は朝から、神戸へお出かけしていました。
箕面に戻ってきて、ポストの中に、いくつかの郵便がありました。
その中に、見慣れたロゴマークの封筒がありました。
それは、会社員時代、入社してすぐの頃から、30年以上もお世話になったAさんの個人事務所のロゴマークの封筒でした。
中には、1枚のハガキと、そして、お嬢さんのありかさんからのお手紙が入っていました。
お世話になったAさんは、4月14日になくなっていたこと、そのAさんが残された作品の追悼個展が日曜日まで開催されていることが書かれていました。個展の会期は、もう、始まっていました。私が、昨年末に、お引越ししたので、まだ、お引越しの新しい住所案内なども出していないので、郵便局から転送されてきたのです。そのために、タイムラグが生じていました。その個展はすでに始まっています。
Aさんは、退職後も、制作活動をされていました。
それまで、コンピューターなんて使ったことがなかったのに、大きなIMACを自宅に購入して、自分で勉強しながら、新しいMACで、新しい作品を描いていらしゃいました。
数年前に、その個展を、京都で開催されました。
Aさんから、丁重なお手紙が来て、その個展の受付を頼めないだろうか?と書いてありました。
私は、当時、勤めていた会社を3日間、休みを取って、京都に宿をとって、その個展の受付を勤めさせていただきました。
何か、お役に立ちたいと思ったからです。
その時、Aさんは、せっかく、ボランティアしてくれているから、一度、美味しいランチをご馳走しましょう。と、おっしゃって、個展会場の近くの、素敵なご飯屋さんへ、私を伴ってくださいました。Aさんのお人柄を映したような、素敵なご夫婦が営まれているご飯屋さんでした。よく聞きますと、そのご夫婦は、マリアたちと同じ会社に勤めてらっしゃったそうです。支社が違うので、私は、その時が、初めての対面でした。
Aさんは、多くの方に尊敬されていらっしゃいましたので、その個展の期間に、来場された方とAさんとの記念写真を撮らせていただいた時、皆さん、とっても、緊張されていました。『Aさんと、お写真をご一緒させていただけるなんて、なんとも、光栄すぎて、どんな顔していいのか、わからないんです』とおっしゃる方が、たくさんいらしゃいました。
私は、『すごい方と、一緒に、お仕事させていただいていたんだ』っと、あらためて、襟を正す思いがしたことを思い出します。
年末にお引越しして、御年賀状は、新しいマンションに届くのだろうか?と思っていましたら、郵便局さんは、ちゃんと、たくさん、届けてくださいました。
その中に、Aさんからのお年賀状がございました。
『マリアさん、元気にしていますか?
お母さんは、いかがですか?
あまり、頑張りすぎないで、毎日を楽しんでください。
私は、妻を亡くして、寂しくなりましたが
娘のありかが一緒に暮らし始めてくれました。
その後、体調の良い時には、新しい作品をMACで描いています。
また、作品展をしようと思っていますので、楽しみにしていてください。
体に気をつけて、お母さんを大切に。』
大きなまあるい文字で、そう書かれていました。
そして、気が向いたら、家に遊びにきて、顔お出してください。と書かれていました。
私は、この新年は、なんだか、新しい生活に夢中で、必死で、そして、今年、私は、Aさんに連絡をしていませんでした。
私は、京都の個展で、すっごく、気に入った絵があって、Aさんに譲っていただきました。
Aさんは、その絵を新しくプリントアウトして、額装し、そして、自分の車で運転して、マリアの帝塚山にあった自宅まで、運んできてくださったことがありました。その絵は、私の帝塚山の自宅の玄関に、ずっと、飾ってありました。
お引越しの時に、最後に、その絵を、大切に梱包して、箕面まで運びました。
お玄関が狭いので、Aさんの絵は、大切に梱包したまま、しまってあります。
久しぶりに、あの絵を見たくなりました。
しかし、一人では、出せない場所にあるのです。
心の中に、その絵のディテールは、詳細に思い出すことができます。
お嬢さんのありかさんの手紙には、『その後、新作を2枚仕上げていました。』と書かれていました。その新作について、御年賀状で、Aさんは、『いつか、あなたにも見ていただいて、ご意見をお聞きしたいと思っています。』と書かれていました。
人生に、悔いがあるとしたら、今、この時なのだと感じます。
どうして、マリアは、お正月に、Aさんに会いに行かなかったのだろうか?
(まだ、自宅の売却とお引越しが渦中だったので、時間はなかったのでしたが。。。)
しかし、また、どうして、私は、お引越しが一段落した時に、会いに行かなかったのだろうか・・・今、悔やんでも、時は戻らず、もう、今生では、お会いすることが叶わなくなりました。
こうして、悔いが残ることがないように、気になることは、そこに、我が心をとどめて、しっかりと、実行しなくてはなりません。
こうして、悔いが残った時に、もう、なすすべはないのです。
あなたの人生に悔いはありませんか?
そして、あなたの人生に、やり残しはありませんか?
いつも、心を平静にして、今この時を、全力で生きていこうと思います。
ありかさん、マリアにも、お知らせを送ってくださって、ありがとうございました。
心から、感謝申し上げます。
ブログを読んだくださってありがとうございました。
こうした時に、私は、いつも、ブログに助けられています。
いつも読んでくださって
ありがとうございます
あなたに愛と平和を
わたしに愛と平和を
マリアレイ