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8.302016
ホノルル~ ビショップ・ミュージアム~(後半編)
こんにちは。
マリア・レイです。
今日は、ホノルルにあります「ビショップ・ミュージアム」の後半編です。
ご興味のおありになる方がいらっしゃって、リクエストがありましたら、もう少し、続編も書こうと思います。
特に、リクエストがないようでしたら、今回のハワイ旅での「ビショップ・ミュージアム」は、この2回でおしまいにしたいと思います。
本館は3僧になっています。
一番、上の階から見下ろしてみました。
中央に展示されているのが、「KU(クー)」です。
マナカードにも「KU(クー)」のカードがあります。
「KU(クー)」は、ハワイの4大伸のひとりです。
戦いの神です。
「KU(クー)」の彫像は、世界に3体しかないそうです。
その中で、ハワイに残っているのは、この1体だけとのことでした。
わたしが、まだ、幼いころ、父が仕事の集まりで、ハワイへ旅行した時、兄弟全員に、この「KU(クー)」の人形を買ってきてくれました。
今も、どこかにしまってあります。
不思議な顔の人形が、子供心に、笑っているのか、怒っているのか、妙にかわいいかな?と、思ったのを覚えています。
最初の写真の左下にあるのが、双胴のカヌーです。
このカヌーで、太平洋のポロネシアントライアングルを航海したのかな?
遠洋を航海するには、もっと、大きなサイズのものだったと思います。
アリー(王族)のマント
このマントは、鳥の羽根で作られています。
鳥は空を飛びます。
人間の頭上を飛ぶ鳥の羽根で作られたマントは、王族の象徴でした。
このマントをつくるための鳥は、今は、もう、絶滅種だそうです。
黄色の部分は、実は、黒い鳥から羽根を集めて作ってあります。
ピントがボケた写真ですみません。
この黒い鳥の羽のつけに部分に、黄色の羽根が生えています。
この鳥の羽根が生え変わる季節に、この鳥を捕まえて、この羽根の付け根の、黄色の羽根を少し取って、また、その鳥を放しました。
なので、黄色のマントを作るには、10年以上もかかったということでした。
「ALOHA(愛)」なマントなのですね。
その他にも、マナカードに出てくるほとんど、様々なものが、展示されていました。
ホノルルに行った時には、必ず、毎回、訪れようと思いました。
ここへ来るために、ハワイ島から直帰じゃなくて、これからは、ホノルルも何泊かしようかな?と、思ったほどです。
さて、本館を出まして、右へ歩いて行きますと~
この建築の2階に、日本移民資料館があります。
日本人しか、見学していませんでした。
日本人移民の歴史については、もっと、学びを進めてから、いつか書くかもしれませんが、今は、ほんの少し、ご紹介にとどめたいと思います。
当時の生活品が展示されていました。
これを持って、ハワイへ移民なさったのでしょうか?
剣道の竹刀は、展示にありませんでした。
よく、ハワイへいらっしゃる方とお話ししていましたら、アロハシャツは、日本人移民の発明品だそうです。
和服(着物)の生地で、シャツを仕立てたのが、その起源なのだそうです。
ハワイは、今は、日本人3世の時代になっています。
壮年期に入りつつある3世の方は、ほとんど、日本語はわからないそうです。
2世の方は、日本語と英語の両方を話される方がほとんどなのですが、3世のみなさんは、日本語学校に通って、日本語を学んでらっしゃいました。
混血が進んで行くと、家庭内でも、みんなで英語を話されているということなのだそうです。
ハワイ島でお世話になったポハクさんのふたりのお子さんも、日本語は全くわからないとおっしゃっていました。
実際に、子供たちと、ポハクさんは英語で会話をなさってみえました。
さて、「ビショップ・ミュージアム」を見学した夜に、ポリネシアン文化センターで、お食事とショーを楽しみました。
ここへは、一度、来てみたかったので、目的を果たして、満足しました。
ハワイの旅のご紹介は、これでおしまいかな?
もう少し、余談を書くかもしれません。
今日も、良い一日をお過ごしください。
あなたに愛と平和を
わたしに愛と平和を
Maria Lei