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ハワイ島~マナ・カード マスターコース~2日目~祈り♪

おはようございます。

さて、2日目の朝は、気持ちよく晴れています。

7時に、芝生の広場に集合です。

マリアは、iphoneのコンパスで、正確に東の方角を測りました。

まだ、朝日は昇って来ていないのです。

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明けていく東の空に向かって、朝日を讃える(たたえる)チャンティングをします。

その後も、いくつかのチャンティングを続けて唱えていきます。

そして、最後のHULA付のチャンティングは、HUNAの7つの叡智のチャンティングです。

マリア、この7つが大好きなんですね。

(思わず、ピグのお部屋のパンダに、この名前をつけています~パンダ

HUNAについては、以前、詳しく書いたことがございます~ご興味を持たれました方は~こちらへ

このHUNAのチャントの、いつも、同じ歌所で、なぜか、スコールが来ました。

不思議なことに、そのスコールは4つの朝に、同じようにやってきました。

そのスコールの後には、素晴らしい虹がかかりました。

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この樹の上に、必ず、こんな風に、大きな虹がかかりました。

毎朝~虹の祝福に始まりました。

 

さて、マナ・カード マスターコース2日目は、神聖なる儀式の日でした。

朝食後に、芝生に集合して、みんなで、マダムペレにご挨拶に向かいました。

ご存じの方も多いエピソードでございますが~マダム「PELE(ペレ)」は、火の女神として、ハワイ信仰の中心をなしています。ハワイ神話世界の中で、ハワイ諸島は、マダム「PELE(ペレ)」がつくりあげたと信じられています。さて、とても、不思議なことがあります。わたしは、マナ・カードを通じて、ハワイの神話世界を学んでいる中で、実に、面白いことに気づきました。

ハワイの神話の中で、ハワイ諸島は、マダムヘ「PELE(ペレ)」によって、まず、カウアイ島がつくられました、そして、最初、マダムヘ「PELE(ペレ)」は、このカウアイ島に住んでいました。最愛の恋人と一緒に、仲睦まじく、楽しい日々を過ごしていました。そのうち、マダム「PELE(ペレ)」は、もっと、たくさんの島をつくるという、彼女の使命~お仕事に取り掛かって行きます。オワフ島をつくり、マウイ島をつくり(マウイ島は、半神「MAUI(マウイ)」が、釣竿で釣り上げた~という伝承もございます。。。)、そして、最後に、ハワイ島をつくりました。ハワイ諸島で、一番、大きな島~ビッグ・アイランドとも呼ばれているハワイ島を、マダム「PELE(ペレ)」は、今も、まだ、つくっている最中だとされています。

ですので、ハワイの人々は、マダム「PELE(ペレ)」は、ハワイ島に住んでいると考えています。もっとも、現代のハワイ人は、もう、そのように思い込んでいる人はいないのかもしれませんが、少なくとも、1959年にハワイがアメリア合衆国の50番目の最後の州として、ハワイ州となった時点では、まだ、多くのハワイアンは、マダム「PELE(ペレ)」は、彼女の住まいであるキラウエア火山のハレマウマウに住んでいると信じていました。

ハワイには、文字がありません。今、使われているハワイ語は、イギリス人やアメリカ人が、表記するために、ハワイ語の発音に、アルファベットをあてはめたものです。ですので、ハワイ語の表記には、使われていないアルファベットの文字がたくさんあります。

ハワイは、その神話世界の時代から、「口伝文化(くでんぶんか)」でした。

大切なことは、すべて、口伝で伝えられてきました。

その口伝文化の伝承には、「カフナ」「チャント」「フラ」の3つがあります。

わたしたちは、フラ(HULA)と呼ばれる踊り~フラダンスのことはよく知っているように思います。

もともとは、カフナが神々に祈りを捧げ、その祈りは「チャント」と呼ばれる祈りの言葉で捧げられました。

そして、カフナのチャントのあと、神々に捧げるHULAが踊られたのです。

ちょっと、お話が横道にそれてしまいましたが、大切なことだと感じていますので、少し、お話を申し上げました。

さて、わたしたち、マナ・カード マスターコース5期生は、ハワイ島に来て、ここには、マナ・カードを創始された、キャサリン・カラマ・ベッカー博士(ハワイ大学ヒロ校教授)が住んでいらっしゃるということもありますが、なによりも、ハワイ文化に根差したマナ・カードに携わる者として、マダム「PELE(ペレ)」に、正式にご挨拶する儀式を行うことは重要です。

 

その大切な儀式へ、出発しました。

目指すは、マダム「PELE(ペレ)」が、今も住まいし、ハレマウマウでございます。

 

途中、この儀式のためのカフナと通訳さんと合流しました。

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古式ゆかしき正統なカフナに、この儀式を執り行ってくださるよう、手配がなされていました。

儀式の内容は、秘儀のため、あえて、ご紹介は控えさせていただきたく、ご了承くださいね。

その儀式の最後に、アロヒナニ先生が、カフナに頼んでくださって、マリアは、特別な儀式をしていただくことができました。

カフナは、その儀式のはじまりに、マダム「PELE(ペレ)」に、厳かに祈りを捧げ、そして、わたしにこうおっしゃいました。

このハレマウマウは、風か吹いていて、かなり強く吹くときもあります。

 

その風向きは、マダム「PELE(ペレ)」の息吹なので、彼女のこころのままに、風が吹きわたっていきます。

マリア、今から、あなたが火口に「LEI(レイ)」を捧げる儀式を執り行います。

あなたは、こころの中で祈ってから、その祈りが、これでよい。と、あなたのこころが教えたとき、わたしにそのことを告げてください。

あなたの祈りが、完全に聞き届けられる時であるならば、あなたの「LEI(レイ)」は、火口にまっすぐに落ちて行きます。そうではなく、火口からの風に舞いあげられて、どこかに引っかかってしまうならば、あなたの祈りは、まだ、完全ではないのです。

わかりましたか?

そう、優しく、諭すように(さとすように)カフナはおっしゃいました。

そして、お祈りを始めるわたしに、「時間は十分にあるから、みんながいるからと焦らなくてもいいのです。あなたのための時間を、あなのための儀式を、わたしがここに、あなたのそばで見守っていますから、十分に、あなたの祈りの時間を祈って良いのです。あなたの仲間のことを気にしないでいいのです。いいですね。あなたのためのお祈りを捧げます」と、静かに、おしゃったのでした。

わたしは、感謝と平和に満ちたこころで、ここまで来たことを振り返りました。

そして、その時、わたしのこころの中に、大きく広がっていったのは、母への感謝の気持ちでした。

そして、ハワイ島へ初めて来たときのことや、職場のみんなのことが、次々に浮かんで、まるで、走馬灯のように、今まで、わたしの人生を賭けてきた、多くのプロジェクトで出会った、多くの人々の気配が感じられました。どんどん、場面が早回しのように目まぐるしく変わって行きました。

わたしは、この時点で、勤続30周年を迎えた勤務先へ退職願を提出し、受理されていました。

 

そのことを報告し、その後の人生をこころに描いたとき、なによりも、母への感謝が大きな光となって、こころのなかの隅々を照らしました。これほど、はっきりと、大きな感謝を感じたことは、今までになかったかもしれません。その時の、こころのあたたかな温もりを忘れることができません。こころが、大きな光に満たされました。

わたしのこころの中で、輝くその光は、無限大に360度に、発光して、まばゆい光の中で、わたし自身が、光になったように感じました。

その時、声が聴こえました。

「これで、いいのだ」

という声でした。

まるで、バカボンのパパみたいですね。

そして、老子の声のようでもありました。

 

わたしは、こころの中で、ハワイを愛し、ハワイの「ALOHA(愛)」を愛し、それをヒーリングとして伝えていく役目を果たして行きたいことを思い描きました。

そのことが、わたしの使命ならば、今、ここで、そのことが、ハッキリすると、わかったので、目を開くと、カフナは、私と一緒に、わたしの「LEI(レイ)」に、祈りを捧げてくださいました。

そして、わたしの「LEI(レイ)」は、わたしの祈りと共に、わたしの手を離れて、ハレマウマウの中へ、まっすぐに落ちて行きました。

 

それを見届けて、カフナは、「すべては終わった。これからは、あなたの人生だ。大丈夫だ。」と、そう、おっしゃってくださいました。

わたしは、気が付くと「Mahalo(マハロ、ありがとう)」を繰り返していました。

カフナは、ハグして、そして、わたしの頬に、優しいKissをされました。

ハレマウマウの真夏の朝の日差しの中で、その儀式は、静かに執り行われました。

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みんなは、静かに、一緒に祈って待っていてくれました。

 

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そして、振り返ると、「マリアさん、良かったね。すごく、平和な気が流れていたよ。」っと、一緒に、祝福を喜んでくれました。素晴らしい仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。みんな、ありがとうございました。そして、ここまで、1枚1枚のカードを教え、リーディングを教え、このマスターコースを主催してくださった、おふたりの先生、新井朋子さんとアロヒナニさんに、こころから感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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この儀式のあと、カフナのお話を1時間以上も、しっかりと、お聞きすることができました。

まるで、法話のようで、素晴らしいシェアでした。

以前、東京で、Ho’oponopono(ホ・オポノポノ)のセミナーの中で、ヒューレン博士が話されていた、カフナ界の有名なエピソードについて、偶然、お話されました。偶然の共時性が起こり、わたしの中で、ずっと、大きな疑問だったことが、こうして、生のお声をお聞きする機会を得て、まるで霧が晴れるように、スゥーッと消えて行きました。ありがとうございます。

その後、わたしたちは、少し、ハレマウマウの観光をすることになりました。

この感動は、つづきます。

 

あなたに愛と平和を

わたしに愛と平和を

Malialei


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