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8.262016
ハワイ島のカリスマガイド~ポハク西田さんと武士道~
こんにちは。
マリア・レイです。
わたしのブログへ遊びにいらしてくださる方の中に、検索ワードを見ていますと、時々、「ポハク西田」さんを検索されて、このブログにご訪問いただく方がいらっしゃいます。
今日は、ポハクさんのことをブログに書いてみようと思います。
わたしのひとり旅には、いつも、毎回、なにかしらのテーマがあります。
2012年2月のハワイへの旅のテーマは、「会うべき人だと感じる人に、会いに行くこと」でした。
2011年1月に、ハワイ島へ旅をして、その第1日目に、ハワイ島パワースポット巡礼ツアーのガイドさんが、ポハク西田さんでした。
わたしは、このハワイ島で得たインスピレーション(こころの叫び)に従って、自分自身の、人生航路の進路を、大きく変更しました。
ハワイ文明を含むポリネシア文化の人々は、地球で一番大きな海原(太平洋)を、双胴のカヌーで航海して、島々を旅してきました。その航路は、夜空に瞬く、無数の星を読み解くことで、行きたい方向へ舵(かじ)を取って行く技術を持っていたのです。
2011べbb、わたしの人生航路は、どうも、狭い川の先っぽで、行き詰っていました。
もっと、広い海へ、地球上で、一番、大きな太平洋へ、自分の生きたい方向へ、悠然と漕ぎ出していく決意を得たのが、ハワイ島の不思議なパワーでした。
その、きっかけの人物が、ハワイ島のカリスマガイド「ポハク西田さん」でした。
ポハクさん自身には、そんな、大それた気持ちは、微塵(みじん)もなくてらっしゃるのですが、多分、マリアのこころの波動が、ぴったり、そんなタイミングだったのだと思います。
ハワイ島の西海岸で、のんびり、海を見よう。。。
でも、せっかくだから、ハワイ島を1周してみたいな。。。
そこで、ハワイ島での最初の朝にポハクさんのツアーに参加してみました。
朝、7時から、古式ゆかしく時計回りに、ハワイ島を巡礼します。
わたしは、この1周の間に、不思議な力が、自分の中に甦って(よみがえって)来るのを感じました。
それから、5泊して、ハワイ島から日本に帰る日の朝に、偶然、ホテルの正面玄関で、ポハクさんに再会しました。
「あ、これから、ご帰国ですか?」
「ハワイ島、楽しまれましたか?」
「きっと、また、いらっしゃいますよ~」
「今度、いらっしゃたときには、僕のことを見てくださいね」
「マリアさん、きっと、今、なさりたいと感じてらっしゃることをなさいますよ。」
「大丈夫。僕には、なぜだか、わかります。
きっと、最高にいいセラピストになると、僕には直観があります。
最初に、お会いした瞬間から、なんだか、マリアさんには、そんな感じがしていました。
僕の直感は、だいたい、その後、実現していかれる方が多いのです。
JUST DO IT !
悩まないで、迷いは人を弱くします。
マリアさんは、そのままで、大丈夫。
日本に帰ったら、どんどん、変化して、進んで行きます。
また、ハワイ島へいらしゃるでしょう?
その時、僕、マリアさんの一番最初のクライアントになります。
僕のこと、その時に、見てくださいね。
待ってますから~。」
「約束しましたよ~。
じゃ、僕、今日の方たちをご案内してきますからね~。」
と、さわやかに、手を振って、またまた、北へ向かって走り去って行かれたのでした。
2011年、わたしは、導かれるままに、ハワイを学び続けました。
まだまだ、学びを続けて行きますが、その1年間を振り返って、2月から、いろいろと、進展が起こりつつあるのです。
わたしは、ポハクさんとの昨年のお約束を果たしたいという気持ちが強くなって、「そうだ!ハワイ島へ行こう!」と、思い立って、旅に出ました。
そして、チャーターにしてみました。
ホテルの正面玄関で待っていますと、ポハクさんが、大きなバンでいらっしゃいました。
わたしを見たポハクさんの最初の言葉は~
おぉー、マリアさん、ますます、ふくよかになられて、今日もまた、真白き人でござりまするな
(あははははっ、またまた、ポハクさんは、NHK大河ドラマみたいな台詞回しなんだから~)
ポハクさんは、普通にお話ししていますと、京都育ちの関西人なのですが、時々、野武士のような古典的な文語体になります。
最初は、面白いな。。。と、聞いていたのですが、だんだん、それが、ポハクさんの個性なのだと感じるようになってきました。
この旅は、土砂降りの雨の中、一日中、ハワイ島の風雨のなかで、洗いざらい、いろんなお話をしながら、多分、お互いに話すべき共時性があるのだと感じました。
なかなか、気が合わなければ、1日中、お話しはできません。
ポハクさんのお仕事とはいえ、どこか、わたしとポハクさんとは、共通点があるのだと思います。
ポハクさんとお話しするうちに、ちょうど、日本を出る前に見ていたテレビ番組「NHKの100分で名著」~新渡戸稲造の武士道~の番組を思い出しました。
ポハクさんのお話しの底辺に流れているものは、武士道のように感じたのです。
そのことをお話ししますと、ポハクさん曰く
あ、マリア殿、新渡戸稲造さんは、僕の母校の先輩ですよ。
その武士道は、学生時代に読みましたし、影響を受けた1冊です。
新渡戸稲造氏は、奥様がアメリア人でらっしゃって、海外で日本人の精神を質問されて、どう答えるのか。。。その経験の中から、武士道という名著を英語で執筆されたそうです。
ポハクさんおっしゃるには、岩波新書が名訳なのだそうです。
わたしは、武士道という本が、最初は、英語で書かれたものを、日本語に翻訳されていた。。。ということも知りませんでした。
ポハクさんも、また、アメリカ人の奥様と、ふたりのお子様と一緒にハワイ島で生活をなさってみえます。
ポハクさんの日常の中には、新渡戸稲造さんの書かれた武士道の気持ちが良くわかる~という時が、時々、おありになるようでした。
そんなポハクさんのプロフィールは、40代、しし座、O型、日本男児~
思い立って、息子さんと一緒に、剣道をお始めになったそうです。
ハワイ島には、剣道場が3カ所もあるそうでした。
マリアは、高校時代に、剣道部のマネジャーをしていたことがあります。
マリアの剣道部の先生は、7段でした。
稽古の時に、「今のは、切れてない。竹刀が、丸い竹だとあなどるな。真剣には刃があるのだ。竹刀で、しっかり、相手を切る。真剣勝負だ。気合が入っていない。」と、叱咤されました。試合の時にも、「面、一本」と、審判の旗が上がって勝って帰って来た主将に、「今のは、切れてない」と、叱っていらっしゃいました。主将もまた、「はい。気合を入れ直します。」と、おっしゃって、そのまま道場に戻られて、また、練習をなさっていらっしゃったこともありました。
ハワイ島で、高校時代を思い出すことになるとは、思いもよらないことでした。
礼に始まり、礼に終わる。
剣道部で学んだシンプルな基本は、生涯わたしの行動規範になっているようです。
新渡戸稲造氏は、武士道とは、「戦士のおきて」~ノブレス・オブリージュ(高貴な身分に伴う義務)だと説いています。
広く庶民の中にも、この武士道の精神は、生きているように思います。
どんな時にも、素晴らしく背筋の伸びたポハクさんの背中を見ながら、なんだか、そんな気持ちがいたしました。
ハワイ島に、暮らすポハクさんのこころは、誰よりも、日本人らしいのかもしれませn。
わたしは、新渡戸稲造氏の武士道を読んでみようと思います。
では、この辺で。
また、次は、ハワイ島の写真ブログを書こうと思います。
あなたに愛と平和を
わたしに愛と平和を
Maria Lei